Storyストーリー

春海四方
大山真志
青柳塁斗
石井雅登
冨永竜
田中穂先
天野勝仁
久礼悠介
2024 年 12 月 | |||||||||||||||||
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開演 時間 |
6金 | 7土 | 8日 | 9月 | 10火 | 11水 | 12木 | 13金 | 14土 | 15日 | 16月 | 17火 | 18水 | 19木 | 20金 | 21土 | 22日 |
12:00 | ● | ● | 休演日 | ● | ● | ● | 休演日 | ● | ● | ||||||||
13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||||||
17:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
[公演に関するお問い合わせ]
https://atarashiichizu.com/contact
2024 年 12 月 | ||||
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開演 時間 |
26木 | 27金 | 28土 | 29日 |
12:00 | ● | |||
13:00 | ● | ● | ● | |
17:00 | ● |
[公演に関するお問い合わせ]
https://atarashiichizu.com/contact
2025年1月6日(月)~10日(金)
御園座
2025 年 1 月 | |||||
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開演 時間 |
6月 | 7火 | 8水 | 9木 | 10金 |
12:00 | ● | ||||
13:00 | ● | ● | ● | ||
17:00 | ● | ● |
演出
シェイクスピアがこの作品を発表した当時、ロンドンの観客にとってヴェニスはまさに憧れの地でした。海洋貿易によって経済的繁栄の絶頂にあった、活気あふれる、美しき水の都。ロマンティックな恋愛喜劇が繰り広げられるのに、これほどふさわしい場所はありませんでした。しかし、物語は実にメランコリックな台詞から始まります。「まったく、どうしてこう気が滅入るのかな……。」この息苦しさの正体は何なのか、美しき水の都にはどんな“腐臭”が漂っているのか、演出家としてまずはそこを掘り下げていけたらと思っています。今の時代に重なる『ヴェニスの商人』になれば良いのですが。この一大事業に、力のある俳優陣が揃いました。特に草彅さんがシャイロックを演じられるのは、私にとっても事件でしかありません。シェイクスピア劇の新たな地平へ一歩踏み込めるのではないかと、心臓がバンバン高鳴っております。
2002年に演劇集団円に入ると、06年に『ロンサム・ウェスト』で演出デビュー。古典から現代劇まで幅広く手掛ける。またミュージカルにも挑戦し、ジャンルにとらわれない活動を行う。自身が主宰するモナカ興業でも活動中。13年に文化庁新進芸術家海外研修制度でアイルランドへ、18年にシンガポールへ留学。近年の演出作は、『ハムレットQ1』『メディア/イアソン』(24)、『NOISES OFF』『夜叉ヶ池』『バンズ・ヴィジット』(23)、『ヴィンセント・イン・ブリクストン』『奇跡の人』『冬のライオン』(22)『ピーター・パン』(21・22)など。毎日芸術賞千田是也賞、文化庁芸術祭優秀賞、読売演劇大賞グランプリ及び最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、WOWOW presents 勝手に演劇大賞演出家賞受賞、菊田一夫演劇賞を受賞。
バサーニオ
これまでシェイクスピア作品のお話をいただいたことは何度かあったのですが、うまくタイミングなども合わず挑戦ができず残念でした。自分も歳を重ねて、クラシックな音楽や歴史を好きになり、そのタイミングで今回のお話をいただき、今の自分の興味や気持ち的にも、是非やらせていただきたいと感じ嬉しく思いました。自分としては約2年半ぶりの舞台、そして、初のシェイクスピア作品となるのですが、シェイクスピア作品を見るのが初めての方も是非お越しいただけますと嬉しいです。
1993年11月14日生まれ、兵庫県出身。2010年に俳優デビュー後、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12/NHK)で注目を浴びる。映画『日々ロック』(14)で映画初主演を飾り、同作を含む複数作品で第7回TAMA映画祭最優秀新人男優賞を受賞。近年の主な出演作品には、映画『ALIVEHOON アライブフーン』(22)、『そして僕は途方に暮れる』『隣人X -疑惑の彼女-』(23)、『サイレントラブ』(24)『十一人の賊軍』(24年11月)などがある。
ポーシャ
まさか…自分がまた板の上に立たせていただく機会がもらえるとは夢にも思っていませんでした。それも森新太郎さんが演出されるシェイクスピア作品ということで、今からブルブル震えています。お話をいただいたのは、初めての舞台「てにあまる」を終え、改めて舞台人に対する敬意と、自分の未熟さを再認識していた頃のことでした。ポーシャという役と共に自分が成長できたらいいなという想い、そして素晴らしいキャストの皆様とお芝居させていただく贅沢さを胸に、足を引っ張らぬよう必死に食らいついていきたいと思います。
1995年3月10日生まれ、神奈川県出身。2014年に映画「人狼ゲーム ビーストサイド」で女優デビュー。その後、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」「らんまん」に出演し話題に。映画「“隠れビッチ”やってました。」や「君は永遠にそいつらより若い」で主演を務め、第32回東京国際映画祭「東京ジェムストーン賞」、ELLEシネマアワード2019「ライジングスター賞」の2つを受賞。2024年は映画「おいハンサム!!」や、「キングダム 大将軍の帰還」に出演している。
グラシアーノ
シェイクスピア、森新太郎、松岡和子、このタッグにまた参加できることを嬉しく思います。自分は森さんの創作現場がとても好きなので今回も「ヴェニスの商人」をどう組み立てるのか、または壊すのか、そこに自分がどう飛び込むかとても楽しみです。バラエティ豊かな共演者の皆様と、どうこの作品に挑むのか今から楽しみでなりません。
1993年11月14日生まれ。東京都出身。劇団ヒトハダの座長を務める。近年の主な出演作に、舞台『ハムレットQ1』(演出:森新太郎)、『ジャズ大名』(演出:福原充則)、NODA・MAP『兎、波を走る』(演出:野田秀樹)、『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』(演出:白井晃)、『パンドラの鐘』(演出:杉原邦生)、『ピサロ』(演出:ウィル・タケット)など多数。待機作に、9月5日に開幕する劇団ヒトハダ 第二回公演『旅芸人の記録』(演出:鄭義信)がある。
ネリッサ
念願のシェイクスピア…!遂にやらせて頂けるのですね?!っと胸がいっぱいです。「いにしえ」という言葉を調べると「思い出すという行為の堆積」という説明が出てきます。自分は誰かの思い出、その地層である、などと考えながら、稽古初日が待ちきれません。よろしくお願いします!
1993年生まれ、東京都出身。舞台、テレビ、映画、モデル、執筆業と幅広く活躍。近年の主な出演作として舞台 月刊「根本宗子」第19号『共闘者』、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に□された」、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」映画「赤羽骨子のボディーガード」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」「PERFECT DAYS」ラジオ「NEXT名人寄席」などがある。また小説集「ほどける骨折り球子」他、自著や連載も多数執筆。
ジェシカ
芝居をやっていく上で、シェイクスピア作品に出ることは一つの夢だったので、今回挑戦できることを大変嬉しく思うと同時に、正直ドキドキしています。課題はたくさんあると思いますが、シェイクスピアの世界独自の言葉を深く噛み砕いた上で、観てくださる皆様に伝えられるように一生懸命励みたいと思います。今回ご一緒させていただく、森さんがどのように作品を作り上げていかれるのかを、近くで経験し勉強させていただけることもとても楽しみです。よろしくお願いいたします。
1993年11月13日生まれ。京都府出身。2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団し『はいからさんが通る』花村紅緒役、『ポーの一族』メリーベル役などを経て、2019年花組トップ娘役に就任。2021年『アウグストゥス』/『Cool Beast!!』で退団。退団後は連続テレビ小説「らんまん」(NHK)など、ドラマにも出演し新たなフィールドへも表現の場を広げている。退団後の出演舞台に『千と千尋の神隠し』『キングダム』『マドモアゼル・モーツァルト』がある。9月に東京国際フォーラムホールCで開催される 柚香 光 1st Solo Concert『TABLEAU』にゲスト出演。
ロレンゾー
有名なシェイクスピアの作品に出演することができ、とても嬉しいです。「ヴェニスの商人」は、様々な感じ方で楽しめる作品です。僕が演じるロレンゾーの恋模様がストーリーにどう影響するのかも面白いポイントだなと思います。主演の草彅剛さん、演出の森新太郎さんはじめ、キャスト・スタッフの皆様。そして、お客様とこの作品を楽しんでいきます。よろしくお願い致します!
4歳からジャズダンスや少林寺拳法などを始める。幼少期は子役として歌舞伎の舞台などに出演するほか、NHK Eテレ『天才てれびくん』てれび戦士として活動。近年は、香取慎吾、Mrs. GREEN APPLE、郷ひろみ、などアーティストのライブやMV、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット2024』R&Jダンサー、舞台『多重露光』、『斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー』など俳優・ダンサーとして活動し、9月に柚香光1st Solo Concert『TABLEAU』出演。
アントーニオ
去年「シャイロックの子供たち」という映画に参加して、「ヴェニスの商人」が劇中で演じられていたのが印象に残っていました。それから1年、今回は自分が演じる方に回るなんて不思議なご縁を感じます。初のシェイクスピア作品で今から緊張と楽しみが入り混じった状態です。お久しぶりの森新太郎さん、そして草彅さんをはじめ魅力的な俳優陣の方々とご一緒出来る事をとても光栄に思います。古典ですが現代にも通じるものがある「ヴェニスの商人」、どうぞお楽しみに。
1999年、ドラマ『天国に一番近い男』(TBS)で俳優デビュー。2001年、映画『リリイ・シュシュのすべて』への出演で注目を集め、ドラマ、映画からバラエティまで幅広い作品で活躍している。主な出演作に、舞台『Come Blow Your Horn〜ボクの独立宣言〜』(24)、『ひげよ、さらば』(23)、『ようこそ、ミナト先生』『野鴨』(共に22)、映画『シャイロックの子供たち』『青葉家のテーブル』、ドラマ『夫の家庭を壊すまで』『どうする家康』『大病院占拠』『仮面ライダーギーツ』『青天を衝け』などがある。
シャイロック
草彅剛Tsuyoshi Kusanagi
今回、初めてシェイクスピアの作品に出演させていただきます。『シャイロック』は今まで舞台で演じたことのないような役なので、すごく緊張しています。でも、演出の森新太郎さんをはじめ、共演者も初めての方が多いので、気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたいと思っています。そして、僕自身も思いっきり、楽しみたいと思います!
1974年7月9日生まれ。1991年CDデビュー。2017年には「新しい地図」を立上げ、「ワルイコあつまれ」(NHK)、「草彅やすともの うさぎとかめ」(読売テレビ)などに出演中。舞台では「アルトゥロ・ウイの興隆」(作:ベルトルト・ブレヒト/演出:白井晃/2020、2021~22年に再演)、「シラの恋文」(作:北村想/演出:寺十吾/23~24年)などの作品に出演。ドラマでは、「罠の戦争」(23/関西テレビ)、「ブギウギ」(23~24/NHK)、映画では『台風家族』(19/市井昌秀監督)、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20/内田英治監督)、『サバカン SABAKAN』(22/金沢知樹監督)、『碁盤斬り』(24/白石和彌監督)などがある。